子供に「宿題しなさい」「片付けしなさい」と、つい口うるさく言ってしまう。
注意してもなかなか動かず、イライラしてしまう。
そんな経験、ありませんか?
私も同じでした。
でもある時、父の言葉にハッとさせられました。
「子供やからって特別扱いせず、一人の人間として向き合え。」
この記事では、
✅ 子供にどう声をかけるべきか
✅ 怒る前にできる工夫とは何か
✅ 小さな失敗をどう受け止めるか
私自身が実践している方法を、正直にお話ししています。
「子供のため」と思いながら、知らず知らず自分本位になっていないか?
この記事が、そんな自分を見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。
父から教わった「子供も一人の人間」
私は子供だった頃、父にこう教えられました。
「子供やから、子供のくせに、と変に意識したらあかん。子供じゃなくて、一人の人間や。」
この言葉に、私は妙に納得したのを覚えています。子供も大人も、完璧じゃない
大人でも、やらないといけないことを先延ばしにしたり、忘れたりすることはあります。 会社でも、上司の指示を完璧にこなせないこともあるでしょう。
それなのに、子供にだけ「なんでできないの!」と怒るのは、おかしいと思いませんか?

怒鳴って伸びる人はいない
怒鳴られてやる気が出る大人は、少ないはずです。 しつこく「準備できたか?これやったか?」と聞かれたら、うんざりしますよね。
子供も同じです。
だから私は、できるだけ怒鳴らずに接するようにしています。大切なのは「やる気」を引き出すこと
大人でも、褒められると嬉しいものです。 子供も同じ。だから、できたときは素直に褒めます。
例えば、宿題や片付けも、ただやらせるだけじゃなく、
「これをやることで、一日の流れを作る練習になるよ」
「片付けることで、大事な物を失くさない習慣が身につくよ」
と伝えています。我が家のルール ― 叱る基準はたった2つ
私は、娘を叱る時のルールを決めています。
- ウソをついた時
- 約束を破った時
この2つだけは、きちんと叱ると伝えています。
宿題をサボりたいなら、正直にそう言えばいい。 その代わり、自分で「いつやるか」を決めさせる。決めたなら、それは約束です。失敗は子供の財産
子供は、転ぶし、忘れ物もするし、先生に怒られることもあります。
でも、それでいいんです。
若いうちに恥ずかしい思いや失敗をしておくことが、将来に必ず生きてきます。
親が先回りして全部防いでしまったら、子供は学ぶ機会を失います。
「子供のため」と言いながら、自分の都合になっていないか?
子供に失敗させたくないのは、本当に子供のためなのか? それとも、親の「恥をかきたくない」という気持ちなのか?
自分自身に問いかけることも、大切だと思っています。気づきと感謝を育てるために
昔、父が畳んでくれた洗濯物が裏返しになっていたことがありました。 指摘すると、父はこう言いました。
「お前が裏返しで洗濯機に入れるからやん。俺は知らん。」
その時、ハッとしました。 今まで母が黙って直してくれていたことに、初めて気づいたのです。
何も言わずに手を出してしまうと、子供は「当たり前」だと思ってしまう。
だからこそ、必要以上に手を出さず、自分で気づかせることが大事だと思うのです。

まとめ
子供も大人も、一人の人間。
叱るのではなく、支え、信じ、見守ること。
そのスタンスを大切に、これからも子供と向き合っていきたいと思います。

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