PR

ウォシュレットのノズルから水が出ない。職人が分解した結果、盆休みが1日消えた話

スポンサーリンク
ドライバーを片手に自信満々の職人とウォシュレット Uncategorized
スポンサーリンク

トイレのウォシュレットがおかしい。どうやら、ノズル部分に何かしらの故障が発生してる模様。

屋根工事から水道修理、機械加工まで何でもやる職人の俺は、せこいのかもしれんが、つい「修理で何とかならんか?」と考えてしまう。

結果的にはズボ換え(丸ごと交換)することになったんやけど、盆休みに暇を持て余した職人は、その前に分解を試みるわけです。

先に言うとくけど、いらん事せんかったら良かった。

この記事は、その一部始終です。同じ症状で「自分で直せるかも」と思ってる人には、そこそこ役に立つ話やと思います。

症状:カリカリ音のあと、水が出なくなった

まず、症状の経過はこうです。

  • 1週間ほど前:おしり用ノズルが使用後に自動で収納されるとき、「カリカリカリ…」という異音が鳴りはじめた
  • そのまま放置:ギヤの噛み合いが悪いような音やなぁ、と思いながら使い続ける
  • ある日:とうとう、おしり用の水が出なくなった
  • その後:ビデ用に切り替えれば使えるので、さらに放置

この「異音 → 数日〜1週間後に停止」という流れは、たぶん多くの人が同じ道をたどってると思います。音が鳴りはじめた時点が、まだ間に合うタイミングです。

原因の切り分け方|ビデが出るなら、大元やない

覚悟を決めて、点検がてら掃除から始めました。が、改善せず。

じっくり見てみると、ノズルの先端ではなく、根本あたりから水が漏れているように見える。

ここで職人的に考えます。

職人の判断
根本から漏れている=ノズルへの給水に異常がある
ただし、大元の給水が悪いならビデ用も出ないはず。でもビデは出る。
→ つまりおしり用ノズルへの供給だけにトラブルの根元がある、ということになります。

この切り分けは、実は誰でもできます。「ビデは出るか?」を確認するだけです。

  • ビデも出ない → 大元の給水・止水栓・フィルター側を疑う
  • ビデは出る → おしり用の給水経路、またはノズル本体の問題

そして、こう考えた職人は——とりあえずバラしてみたくなります。

分解編|ふむふむ、はは〜ん、と調子に乗る

狭い、暑い、細かい。この時点で引き返すべきやった

ネジは2箇所、あとはハメ合いか。ふむふむ…、ほう、中の方はやっぱり色々汚れてるなぁ、フキフキ…、

はは〜ん、これを外せばノズル部分が丸見えになるんやな、カチャカチャ…、で、問題のある給水ホースがコレか、差し込みがゆるくなってたのか? グリグリ…、

念の為、あのギヤの異音のような物も確認しておくか。バラバラ…、

へ〜、めっちゃ細かいギヤが狭いところに上手いこと入ってるなぁ、こんなベルトで回してるんか…、まぁちょっと樹脂系の歯車やから摩耗してるところもあるが、とりあえず復旧して確認してみよう。

——ここまでは、めちゃくちゃ楽しかったです。

そして地獄の復旧作業

が、この歯車とベルトがめっちゃ組みにくい。狭い所に細かいのが入ってる。

しかも作業スペースもトイレの中で始めてしまったから、とにかく狭い。基盤へと繋がってる電線も大量で、それらを結束バンドで固定しとるから引っ張り出すのも大変。基盤とか電気は全然わからんし。

必死に復旧作業。汗だくになりながら終えました。で、止水栓も開けて電源ON!

・・・改善されず。

更に、ピーピーピーという何らかのエラー音。

何だテメェ、ピーピー泣いてんじゃねぇよ!

ここまでの教訓
分解して元に戻せたとしても、直る保証はどこにもありません。それどころか、分解前には出ていなかったエラーが増えることがあります。メーカーが「分解しないでください」と書いているのは、脅しではなく事実でした。

さらに事態が悪化する|壁の中から、ボソっ

へ? なんで? 何してますの?

泣き止まぬトイレ。電源の差し込みから抜いて、刺してを繰り返していたら——

ボソっ・・・

壁の中に埋め込まれた差し込みが、そのまま壁の中へ。

へ? なんで? 何してますの?

よう見たら、ボードの切り欠きも荒い。当時のヘッポコ工事が原因のようです。なんと、まぁ適当な取り付け。

とはいえ、これが直らんと電源が使えへん。ウォシュレットも使えへん。そんな盆休みを過ごさせたら、まぁ怒られますわな。今日中に何とかせなアカン。

読んでいる方へ
コンセント周りは電気工事士の資格が必要な作業です。同じことが起きても、ご自身で触らずに電気工事店へ依頼してください。

買い替え編|困った時はコーナンプロへ

というわけで、すぐに出発。

1万円以下の安いのに目が眩みそうになったけど、ここはやっぱり有名メーカーにしておくか、と2万円クラスを購入。高いのはナンボでもあるけど、この辺りで勘弁してください、と心の中で謝る。

買ったのはLIXIL(INAX)のシャワートイレ CW-RG10。貯湯式のスタンダードなモデルです。

そういや昼飯食ってへんな、と思ったけど、早くやっておかないとウルサイお客さんやしなぁ、とコンビニのおにぎりを齧りながら運転。

説明書は絶対に読む。……読みにくいけど

帰宅後、必要な段取りを済ませて、やっとウォシュレットの出番。

調子に乗って説明書も見ずに始める人もいるけど、俺は絶対に読む。知らんものは知るところから始めるのが鉄則。

・・・、読みにくいなぁ、何やねん。わかりにくいなぁ、どこやねんコレ?

と、いつも通りブツブツ言いながら取り付ける。読みにくい説明書にイラッとして、後半は読まずに取り付ける。

よし! 完成や。給水テスト、排水チェック、水漏れなし!

やっと終わったわ、と一息入れる。で、改めてよく見る。

オフホワイト事件

白い便器に、クリーム色の便座。オフホワイトって、こんな感じやったんか

・・・なんか、色変やなぁ。

白い便器に、クリーム色みたいな便座。

いや、オフホワイトって書いてあったんです。で、コーナンに展示されてるの見てたら、ほぼ白に見えてたんです。

オフホワイトって、こんな感じやったんか・・・。

色の表現って難しいな。

これから買う人へ
便座の色はピュアホワイト系とオフホワイト系で、思っている以上に差が出ます。店頭の照明は明るいので、オフホワイトでもほぼ白に見えてしまう。今使っている便器の色を、スマホで撮って持っていくのが確実です。

はぁ、ウチのお客さん2人に何て言い訳しようかな? お菓子でも買っておこうかな?

まぁでも、ちゃんと使えるようになったんで許してくれるやろ。

追い打ち|あとから知って、膝から崩れ落ちた3つのこと

色を間違えた時点でそこそこ凹んでたんですが、話はここで終わりませんでした。

① 10%オフクーポンがあったらしい

俺が払ったのは税込20,680円

あとから知ったんですが、10%オフのクーポンがあったらしい。使ってたら18,612円やったみたいです。

2,068円。おにぎり齧りながら運転してた男から、2,068円。

② ネットのほうが安かった

落ち着いてから調べたら、同じCW-RG10がネットではもっと安く出ていました。急いでなければ、確実にそっちでした。

購入方法価格
俺(ホームセンター・当日持ち帰り)20,680円
クーポンを使っていた場合18,612円
ネット通販(調べた時点の目安)17,000円台〜

まぁ、その日のうちに直さなアカンという事情があったので、そこは仕方ない。仕方ないんです。早く手に入れたかったから・・・しょうがなかってん・・・。

③ そして、ネットならピュアホワイトも選べた

これが一番こたえました。

CW-RG10には、オフホワイト(BN8)とピュアホワイト(BW1)の2色がある。

店頭に並んでたのはオフホワイトだけ。俺はそれを「ほぼ白やな」と思って買った。ネットなら、最初から色を選べたんです。

くそッ!!

これから買う人へ|俺の屍を越えていってください
色は2種類ある。今の便器がピュアホワイト系なら、迷わずBW1を選ぶこと
店頭の照明では、オフホワイトはほぼ白に見えます。信用しないこと
その日のうちに要らないなら、ネットのほうが安いです
急ぎでないなら、色を選んで、安く買ってください。それが一番賢い。

ちなみにこの一件、嫁と娘には内緒にしてあります。

色が違うのはバレてます。値段の話は、まだしてません。

……この記事、読まれたら終わりやな。

あとで気づいた、笑えん事実

取り付けが終わってから、新しく買ったCW-RG10の仕様を改めて見て、ちょっと固まりました。

この機種、「ノズル先端着脱」という機能が付いてます。

ノズルの先端だけを、工具なしで取り外して交換できる。

つまり、今回みたいなノズル周りのトラブルが起きたとき、本来なら先端を外して掃除するか、交換部品を取り寄せるだけで済む可能性があったということです。

俺は何を、汗だくで、トイレの中で、細かい歯車とベルトと格闘してたんやろか。

説明書は最後まで読みましょう。

買い替えるなら|買う前に確認する3つと、選択肢3つ

俺は「その日のうちに直さなアカン」という状況やったので、店に走って現物を掴んで帰りました。結果、色を間違えて、2,068円を捨てた。

同じ轍を踏まんように、先に確認すべきことを3つだけ書いておきます。ここさえ押さえたら、あとは好みで選んで大丈夫です。

確認① 便器のサイズを測る

便座には「普通サイズ(レギュラー)」と「大形(エロンゲート)」があります。合わないと物理的に付きません。

測るのは便座の取付穴の中心から、便器の先端までの長さです。

サイズ取付穴〜便器先端便座開口部の縦
普通サイズ(レギュラー)440mm320〜340mm
大形(エロンゲート)470mm360〜380mm

ただし今売られているものは兼用サイズ(どちらにも付く)が主流になっています。それでも、買う前に商品ページの対応サイズは必ず見てください。ここだけは現物合わせが効きません。

正確に測るコツ
便座が付いたままやと取付穴の位置が正確に分かりません。今の便座をいったん外してから測るのが確実です。ナット2個で留まってるだけなので、外すのは簡単です。

確認② 貯湯式か、瞬間式か

これが一番大きな分かれ目です。値段も使い勝手も、ここで変わります。

貯湯式瞬間式
仕組みタンクにお湯を貯めて保温使う瞬間に水を加熱
本体価格安い高い
お湯切れ連続で使うと水になる切れない
電気代保温し続けるぶん高め年間で約2,000円ほど安い
向いてる家庭1〜2人暮らし家族が多い・朝に集中する

ざっくり言うと、「本体で払うか、電気代で払うか」の違いです。

うちみたいに家族が続けてトイレに入る家やと、貯湯式は2人目で水になることがあります。俺が買ったのは貯湯式なんで、まぁ、そういうことです。

確認③ リモコンの形

本体の横に操作パネルが付いている「袖操作タイプ」と、壁にリモコンを付ける「壁リモコンタイプ」があります。

安いのはたいてい袖操作。壁リモコンは見た目がすっきりして掃除もしやすいですが、壁にビス留めする作業が増えます。賃貸の人は袖操作のほうが無難です。

選択肢3つ|値段順に並べます

① とにかく安く、早く直したい人|LIXIL CW-RG10

俺が実際に買ったやつです(リンクは上に貼ってあります)。貯湯式・脱臭なし・着座センサーなしの、いわゆるスタンダードモデル。

「洗えたらええねん」という人には、これで必要十分です。実際、うちは今これで何の不満もありません。色以外は。

ノズル先端が工具なしで外せるので、掃除もしやすい。2万円前後で、今日の問題が片付きます。

② どうせ替えるなら機能が欲しい人|TOTO ウォシュレット Kシリーズ

同じ貯湯式ですが、脱臭機能ムーブ洗浄洗浄位置の調節が付きます。

ただ、脱臭については正直に言うときたいことがあります。これは下に別枠で書きました。読んでから判断してください。

俺が②を勧める理由は、脱臭よりむしろムーブ洗浄と洗浄位置の調節です。洗浄位置が合わんストレスは、毎日のことなので地味に効いてきます。

TOTOは温水洗浄便座の元祖みたいなメーカーで、部品供給や修理対応の安心感もあります。長く使うつもりならここです。

取り付けが不安な人へ
商品ページによっては、取り付け工事をセットで申し込めるものがあります。これのええところは先に金額が決まっていることです。作業が始まってから金額が膨らむ、ということが起きません。自分でやる自信がない人は、この形が一番安全やと思います。

【正直な話】脱臭機能って、そんなに要る?

ここ、ハッキリ書いておきます。

俺は前まで脱臭機能付きを使っていて、今回あえて脱臭なしにしました。で、替えたあとの感想は——

正直、そんなに変わらん。

なんでやろ、と思って仕組みを調べたら、納得しました。

  • 脱臭は便座の中にある小さいファンで空気を吸い、活性炭や触媒で臭いを吸着する仕組み
  • 作動するのは座った直後と、立ち上がったあと。洗浄中は止まる
  • 安いモデルに付いてるのは「簡易脱臭」。フィルターで吸わせるだけのタイプ
  • そしてフィルターは月1回くらい掃除せんと、効きが落ちる

最後のやつ、あなた、やってました? 俺はやってませんでした。

便座の中の小さいファンが吸える空気の量なんて、たかが知れてます。部屋の空気を丸ごと入れ替える換気扇とは、そもそも規模がちゃう。そのうえフィルターを掃除してへんかったら、そら効かんわな、という話です。

俺の結論
換気扇を回すほうが、確実に効きます。金もかかりません
・標準モデルの「簡易脱臭」に、数千円上乗せする価値があるかは正直あやしい
・本気で臭いを何とかしたいなら、「パワー脱臭」と明記された上位モデルを選ぶこと。中途半端が一番もったいない
・そして買ったらフィルターを月1回掃除する。しないなら、付いてないのと大差ありません

メーカーもお店も「脱臭付きがおすすめ」と言います。まぁ、そらそう言いますわな。でも実際に付きから無しに替えた人間として言うと、そこは決め手にせんでもええと思います。

③ お湯切れが嫌な人・家族が多い人|LIXIL CW-RAA2(瞬間式)

瞬間式です。連続で使ってもお湯が切れません。ノズル自動洗浄、ツインノズル、鉢内スプレーと、機能は一通り揃っています。

そして脱臭は「パワー脱臭」。上で書いた通り、脱臭を求めるならこのクラスまで行かんと意味がないと思います。

本体価格は上がりますが、電気代は年間2,000円ほど安くなるので、長く使うほど差は縮まります。

そしてこれはピュアホワイト(BW1)です。……俺が選べなかったやつです。

結局どれか、で迷ったら
1〜2人暮らしなら①か②。家族が3人以上なら③。
①と②は、洗浄位置の調節やムーブ洗浄が欲しいかで分ける。脱臭は決め手にしなくていい。
そして色だけは、今の便器に合わせて選んでください。頼むから。

「自分では無理や」と思った人へ|業者は紹介しません

ここまで読んで、「いや、こんなん自分では無理やわ」と思った人も多いと思います。当然です。俺も結局、余計なことをして手間を増やしただけでした。

そうなると業者を呼ぶことになるんやけど、この記事では特定の水道業者を紹介しません。

理由を正直に書きます。

仕事柄、ぼったくられた人を何人も見てきたから

俺は屋根屋やけど、水道修理もリフォームもやります。だから「先に別の業者に頼んで、とんでもない金額を請求された」という現場に、何度も呼ばれてきました。

マグネットのチラシ、ネット広告の「基本料金○○円〜」。あの「〜」の部分が全部です。作業が始まってから金額が膨らんでいく。

ここで俺が業者を紹介したら、それと同じことをする側に回ることになる。だから載せません。

代わりに、現実的な選択肢を3つ

  • 身近な器用な人に頼む。親戚でも友達でもいい。便座交換くらいなら、器用な人なら普通にできます
  • ご近所の水道屋さんに問い合わせる。看板を出して地元で商売してる店は、逃げられません。だから無茶な請求をしにくい
  • 地元のリフォーム屋さんに聞く。付き合いが続く相手なので、その場限りの商売をしません

ポイントは「顔が見えるか」だけです。広告で見つけた知らん会社より、近所で何十年もやってる店のほうが、はるかに安心度が上がります。

今回の教訓

  • 故障した物は、余計なことせずにちゃっちゃと交換するに限る。直せる技術があっても、割に合わんことは多い
  • 異音は前兆。「カリカリ」が鳴りはじめた時点で、まだ選択肢がある
  • ビデが出るかどうかで、大元の問題か個別の問題かは切り分けられる
  • 色は光の当たり具合で見間違える。店頭の照明を信用しない
  • 急ぎでなければネットで買う。色も選べて、値段も安い
  • 業者を呼ぶなら、広告より近所。顔が見える相手のほうが安心度が高い
  • 脱臭機能は、簡易タイプなら期待しすぎない。換気扇のほうが確実で、金もかからん
  • 説明書は最後まで読む。後半に、探してた答えが書いてあることがある

修理か、交換か。迷ったら交換を選んだほうが、たいてい早くて安いです。

これは、修理できる側の人間が言うてるんで、そこそこ信用してもらってええと思います。

盆休みが1日消えた男からの、心からのアドバイスでした。

🌟この記事が「ちょっと良かった」「わかる〜」と思ってもらえたら、

👇このバナーをポチッと応援お願いします!

にほんブログ村 ブログ初心者へ

更新の励みになります💪✨

Uncategorized
スポンサーリンク
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました