秋の短さと、家族の風邪
あんなに長く暑さに苦しめられてきたのに、心地よい秋の時間はあっという間。
朝晩の冷え込みが強くなり、寒暖差で体調を崩す人も多いですよね。
我が家でも、娘と嫁の2人がそろって風邪を引きました。
もちろん心配でしたが、薬や睡眠、食事など、風邪への対策は大体わかっています。
ただ、気になるのは――
ハムスターの【おもち】のこと。
ハムスターの冬対策を調べてみた
夏はエアコンをつけっぱなしにして暑さを乗り切りました。
じゃあ、冬の寒さはどうなんやろ?風邪引いたりするんか?
気になったので調べてみました。
どうやらジャンガリアンハムスターは寒さに弱いらしく、気温が低くなりすぎると「擬似冬眠(休眠状態)」に入ってしまうことがあるそうです。
理想の温度:20〜26℃前後
危険ライン:18℃以下!
18℃を下回ると、体を丸めて動かなくなったり、寝床から出てこなくなる場合も。
放っておくと命の危険もあるそうで、
それは絶対アカン!
冬の主な対策方法
① 暖房 or エアコンをつけっぱなしにする
→ 24時間稼働で室温をキープ。
② 小型ヒーターを活用
→ 小動物用のパネルヒーターをケージの下に半分だけ敷く。
ハムスターが自分で「温度を選べる」ようにするのがコツ。
③ ケージの設置場所に注意
→ 窓際や玄関は避け、風が直接当たらない場所に。
床に直置きせず、底冷えも防ぐ。
④ 巣箱・床材を増やす
→ 綿(ハムスター用)やティッシュを多めに入れて保温性アップ。
職人が考えた“おもち”の寒さ対策
我が家はマンションの一室。上下左右を部屋に囲まれているおかげで、夏も冬もかなり快適。
夏の酷暑でも帰宅時に「ムワッ」とした暑さを感じず、冬もコタツがあれば十分。
……とはいえ、これは人間の感覚の話。
【おもち】が同じとは限りません。
そこで、ネット通販と自作でハムスターの冬支度をする事にしました。
まずは楽天ショップでお買い物。ケージ内の温湿度計をデジタルタイプに変更。それからケージの下に敷くヒーターを購入。ついでに延長コードもポチります。


デジタル温度・湿度計はおもちの寝床近くに設置して、一目でチェックできるようにしました。
さらに――
屋根職人としての本領発揮。
ケージの下に断熱材を設置!
本物の断熱材が手に入る環境、活かさない手はない(笑)
底冷え対策はこれで万全。

ハムスター用の綿も購入した。【おもち】は嬉しそうに寝床に持って帰って敷き詰めてる。
ケージを冬仕様に


断熱材をケージの下に仕込む。断熱材を切り欠きして、ハムスター用の小型ヒーターをセット。
あえてヒーターを小さめにして、寝床だけをほんのり温める設計。
もし【おもち】が俺に似て“暑がり”やったとしても、自分で逃げられるスペースを残しておく。
残りの断熱材でケージ周りを囲う壁にする。

ちなみに、断熱材の切断面はポロポロとカスが出やすい。ガムテープでカスが出ないように気配りをしておきました。え?誰への気配り?まぁ、その、アレですわ…。怒られるんですよ。怖いんすよ。
【おもち】はエエなぁ。左と右に寝床が二つある。……羨まし。
もしも疑似冬眠になったら
万が一、寒さに耐えきれず疑似冬眠になってしまった場合も、慌てないこと。
まずは手のひらでゆっくり温めてあげるか、人肌程度のタオルで包んであげる。
急に温めるのは絶対NG。
体が急変に耐えられないそうです。
しばらくしても改善が見えないときは、すぐに病院へ。
何事も素人判断より、プロの手を借りるのが一番です。
参考:
・ハムスターの擬似冬眠と復温の注意点(ニコラ動物病院)
・ハムスターが冬眠してしまったら(みどり動物病院)
おわりに|おもちと迎える冬に向けて

ここ数年、(がんもっく的感想ですが)夏が半年続いてるような感覚。
秋は一瞬で過ぎ去り、冬の足音がどんどん早くなっている気がします。
とりあえず、夏のエアコン代はなんとか耐えました。
冬は――工夫で乗り切らせてください、お願いします。
おもちにとっても、俺たち家族にとっても、穏やかで温かい冬になりますように。


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