朝5時に起きた甲斐があった。
ハーランド擁するノルウェーが、日本を破ったあのブラジルを2-1で下した。ノルウェー史上初のベスト8進出や。
そして俺は、テレビの前で一人、拳を握った。日本の仇、取ってもろた。
試合はこうやった
日本時間7月6日(月)朝5時キックオフ、ラウンド16のブラジル対ノルウェー。
俺は朝5時、子供や嫁さんを起こさんように、音を絞って静かに見守ってた。前半は0-0。何度もピンチがあって、その度にGKのファインセーブに救われる。漏れそうになる声を、必死に抑えた。

ほんで、こんな日に限って、遠方の現場のために早出や。「頼む、家出るまでに点見せてくれ」と祈りながらの観戦やった。
後半30分すぎ、ついに来た。79分、怪物ハーランドの強烈なヘディングで先制。
『ぬうぉ…』と言葉にならん声が漏れかけて、慌てて寝室を確認。よし、まだ寝てる。そして俺は、家を出た。
その後は仕事に向かいながらの結果待ちや。ハーランドは90分にも強烈なミドルを突き刺して2点目。終了間際にネイマールのPKで1点返されたけど、そのまま2-1で試合終了。ブラジルは36年ぶりにベスト16で消えた。
ハーランドはこの2発で今大会7点目。得点王レースも、いよいよ面白なってきた。
何がすごかったか
ハーランドの怪物っぷりは、正直、恐怖やった。
当たり負けせえへんのや。ブラジルのDFがかなりハードに当たってるのに、全然負けへん。
俺も昔、センターバックやってたことがあるから分かるんやけど、相手ストライカーにパワーで負けるんは屈辱でしかない。仮にオフェンスファールになって助かったとしても、敗北感が半端ないんや。ハーランドとやり合うたDF、悔しかったやろなぁ。まさに怪物やった。
日本がW杯優勝を目指すなら、いずれ、ああいう怪物とも戦わなあかん。そん時は、日本に勝ってほしい。『怪物ストライカーを完全に抑えてます!』みたいな実況、いつか聞きたいなぁ。
前の記事で「番狂わせはこの大会の名物や」て書いたけど、まさか本命の番狂わせをノルウェーがやってのけるとは。

親父が越えられんかった壁の、その先へ
前の記事でも書いたけど、ハーランドの父・アルフ・インゲさんは94年アメリカ大会でグループステージ敗退。32年後、息子は同じアメリカの地で、国の歴史を塗り替えた。
ノルウェーの過去最高成績はベスト16。つまり今、ハーランドたちは誰も見たことのない景色を走ってる。
夢の続きって、こういう形で叶うこともあるんやな。
ほんで、これは余談やけど。ハーランド、彼は人気出るよ。どっちか言うたら男受けする選手や。多分…。正直イケメンではないしな。女性ファンは少ないかも?俺は好きやで!
次は準々決勝、相手はイングランドや
ノルウェーの次戦、準々決勝はイングランドと日本時間7月12日(日)朝6時から。会場はマイアミや。
イングランドいうたら、優勝候補の常連や。けど、ブラジルを倒した今のノルウェーなら、もう「どうせ無理やろ」とは誰も言わん。
日本の分まで、いや、もう普通に俺の推しとして、次も朝から応援するで。
カーボベルデが去って、日本も去って、それでもW杯がまだ面白いのは、こういう物語が続いてるからやな。
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