禁酒を始めたきっかけ
私が禁酒を始めたのは、怪我の回復と節約が目的でした。
仕事中に痛めた肘がなかなか治らず、医者からも「これ以上痛み止めの注射は控えた方がいい」と言われたのをきっかけに、炎症を抑えるために酒をやめてみようと思ったのです。
実は私は大の酒好きで、20年以上毎日飲んでいました。
酷い時は缶ビール換算で3リットル、一晩で原付バイク並みに飲む生活…。それが当たり前でした。
しかし家計管理を始めて気づいたのです。
「出費が多い原因は酒とタバコやないか!」
こうして、禁酒チャレンジがスタートしました。

1週目〜2週間:禁酒初期の体の変化
禁酒を始めて最初の1〜2週間は、とにかく異変だらけでした。
- 映画を観ている最中に急な腹痛
- 車の乗り降りで静電気が頻発
調べてみると、これは「禁酒による初期症状」でした。
アルコールには体内の水分を引き込む働きがあるので、それを断つことで乾燥しやすくなり、腸の働きも鈍る場合があるのだそうです。
最初は驚きましたが、2〜3週間で落ち着くと知り、安心して続けることができました。

1ヶ月目:静電気対策と体重の変化
禁酒から1ヶ月、体にはさらに変化が出てきました。
- 静電気:100均で買った鎖を車にアースさせる方法で解決
- 下痢が治り、代わりにやや便秘気味に
- 体重が3kg以上減少!
特に体重の減少は嬉しい誤算でした。
酒を飲まなくなると「アテ」も減り、自然と食べ過ぎがなくなったのです。

3ヶ月目:意外と普通に続けられる
禁酒3ヶ月。驚いたのは「無理なく続いている」ことでした。
- 毎日2リットル以上飲んでいた酒がなくても平気
- 代替品の炭酸水(レモン味)が大活躍
- 浪費が減り、月1万円以上の節約に成功
- 体が軽くなり、筋トレ欲が出てきた
- いびきが減って、妻に怒られなくなった
- 朝の目覚めが良くなった
苦しい我慢は一切なく、「禁酒って意外とできるもんやな」と感じ始めました。

4ヶ月目:デメリットもあった
禁酒にはメリットが多い一方で、正直なところデメリットも感じました。
- 便通がイマイチ(快便ではなくなった)
- 炭酸水の飲み過ぎでトイレが近い
- 疲れやすさを感じることも
- 頭皮にブツブツが出て困惑
ただし、これらは「禁酒やめよう」と思うほどの不快感ではありませんでした。
むしろ、総合的には「やっぱり禁酒はプラスやな」と実感できる程度です。

5ヶ月目:日常化してきた禁酒生活
禁酒5ヶ月。ここまで来ると、もはや日常です。
- 快便が戻り、体がアルコール無しに慣れた
- 炭酸水も「レモン味」から「グレフル味」など新しい楽しみ方を発見
- 「飲まない生活」が当たり前になり、ストレスもなく継続
- そういや肘の痛み感じにくくなってきてる
もちろん、たまに飲む日もありますが、それも含めて「ゆる禁酒」として楽しめています。
趣味を見つけるように、新しい習慣が日常に溶け込んでいく感覚です。

まとめ:禁酒は「ゆるく」でも効果大
禁酒を5ヶ月続けて分かったことは、次の通りです。
- 節約効果は月1万円以上
- 体重が減って体が軽い
- 家庭も平和に(いびき減少)
- 朝からスッキリ元気
一方で、最初は腹痛や静電気、便通の不調などもありました。
でもそれは「体が酒無しに慣れる過程」であり、続ければ必ず落ち着いていきます。
無理に「絶対やめる!」と気合を入れなくても、
「ゆるく禁酒」でも充分に変化が感じられると、私は身をもって知りました。
もしあなたが「禁酒してみたいな」と思うなら、まずは炭酸水から始めてみてください。
最初の1週間を乗り越えれば、きっと新しい日常が見えてきますよ。
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