炎天下の屋根工事が、ひとまず終わりました。
お茶工場の屋根工事という事もあって、普通の一軒家よりも面積が広く、しかもクソ暑いので、結構工期は伸びるかと覚悟してたけど、案外早く終われてお客さんも喜んでました。
ちなみに、この現場は新調したバートルの空調服と一緒に乗り切りました。あれがなかったら、もっとエグかったと思う。
スレートとアスベスト、見分け方の話

昔から工場には屋根や壁面にスレートがよく使われているんですが、このスレートが重い。そして、一番の問題は……。
アスベスト。入ってるか、入ってないかで大違いなんです。
今回の工場はアスベストが入っていないスレートでした。簡易的に見分けるなら2006年9月以降なら入ってない可能性が高い。2004年以降でも入ってない可能性はあるんですが、どうも中途半端な時期でアスベスト入りと無しが混在してたりするそうで、絶対に入ってないとは言い切れない。
お客さん情報によると、ちょうどその辺りでスレート工事をしてたらしく、当時の記憶ではアスベスト無しを使ってもらったらしい。でも証明できる物がない……。
そうすると産廃処分するために、アスベストが入ってるか入ってないかを検査しなければならないらしい。
今回の現場はアスベスト無しという検査結果も出たので良かったけど、もし入ってたら。
もしアスベストが入ってたら、どうなってたか
まず、アスベスト取り扱いの資格者が携わる必要があり、周辺への告知、さらに飛散防止にきっちりとシートで囲い、防塵マスク必須。
処分費用も、一気に跳ね上がる。普通の産廃ではなくなる。ただでさえ、ゴミの処分費も年々高騰してる。相当な工事費になるやろうなぁ。
俺たちはアスベストが入っている時点で引き受けないので、こんな大変な思いをする事は無い。よくあるのは、アスベスト入りの屋根材はめくらず、上から被せるパターンが多い。臭いものには蓋、ってやつ。
ええのか悪いのかは人それぞれの考え方があるけど、下地まで腐ってるとか傷んでる事がないなら、被せるのはアリやと思う。周辺に飛散することも無くなるし、処分費用もかからない。
偶然見た、アスベスト解体現場の職人たち
偶然やけど、今回の現場近くで飲食チェーン店の解体なのか、リフォーム工事なのか、足場を組んで防音シートで囲ってる現場があった。
調べて分かったんやけど、アスベストが入ってる建材があって、さっき説明した全部をやらなアカン現場やったらしい。
昼休みに近くのコンビニに行くと、囲われた場所から姿を現した職人達の疲弊した顔を見た。
長距離マラソン、いや短距離ダッシュを何本も終えた後のような、疲弊し切った顔。息切れしてる人もおる。防塵マスクのゴム紐の型をくっきりと残し、大量の汗に付着する埃。
なんと悲惨な現場だろう。俺と同じバートルを着てる人もいる。めっちゃ汚れとる。
それから比べたら、俺なんか全然マシか……。この暑い中でマスクって。防塵マスクやで?普通のマスクみたいに、スーハー、スーハー呼吸できませんねん。地獄やで。
(倒れんときや)お互いの健闘を祈ってアイコンタクト。
休憩中に体を冷やす、水冷服の話

ちなみに、フラフラしたり指つったり痙攣しかけてる時は、さっさと休んで処置するべきです。そんな時に、これ良いなと思ったのが、別のおっちゃんに教えてもらった水冷服。
循環式のポンプで冷水を回して、背中や脇腹などを冷やす。10分程度は冷たい。最初の数秒なんか冷たすぎて痛いくらい。でも、体を一気に冷やすには使えそうな感じでした。
結局、それを使っての作業となると冷たさは次第になくなって、ぬるくなるみたいなんで、屋根上では使えませんが。休憩中に体を冷やすのには間違いなく良いと思います。
正直に言っとくと、これはおっちゃんに借りて試しただけで、屋根作業中に使ってみたわけやない。「10分程度」ってのは体感やし、「作業中は向いてない」ってのも、実際に試したわけやなくて、あくまで俺の感覚での話。そこは正直に書いとく。
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水冷服もピンキリ。安物には手を出さん方がええ
追記やけど、水冷服もピンキリでいろんな物がある。安いのもあれば高いのも。でも、バートル買ってよく分かったけど、やっぱ安物はアカン。全部アカンわけじゃ無いけど、あんまり良くない事が多い。
だから空調服は高くても実績あるメーカー、俺のおすすめはバートル。
水冷服は、正直、めっちゃ高いの買っても、長時間作業には向いてない。40度が当たり前みたいな時代になっていく中で、氷や冷水を長時間もたすのは厳しい。かと言って安物は、全然もたない。だから、それなりではあるけど、実績重視、レビュー重視が向いてると思う。
今回紹介したこれは、実際に俺がおっちゃんに借りた水冷服やから、冷えるのは間違いない。あくまで、休憩中に体を冷やす目的として勧めてます。
とにかく、一つの現場を完走した
とにかく、俺は一つの屋根工事を無事に完走しました。次は小規模やけど、一軒家の屋根葺き替えが待ってる。待ってんでエエねんけど。待っとる。
お客さんの為に、新パートナー『バートルの空調服』と共に頑張ってきます。
まだ読んでない人は、実際に13年前の空調服からバートルに買い替えて、風量の違いに驚愕した話も書いてるんで、良かったら見てみてください。

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